2008

03.30

さようなら、御伽の国。

眠らなくちゃ。
ねむらなくちゃ。
そして私を幻想へといざなう夢の中へ。


当の昔に知っているのは私はもう子供ではないこと。
大人にならなくちゃ。
おとなにならなくちゃ。
ただあせるばかりで私は何もできなくて。


ねむらなくちゃ。
眠らなくちゃ。
そして私を現実へといざなう朝へと。


恐ろしいの?
自答してみるけれど答えは見つからない。
答えはどこにもない、きっと、私の中にも。
眠ることは恐ろしいことなの?

そうだ、と答える自分と違う、と答える自分と。


朝が来るのが怖いの?





きっと現実を直視することに嫌悪しているだけ。
大人にならなくちゃ。
おとなにならなくちゃ。


庇護などないところで、
私は私の力だけで、
生きていかなくちゃ。
迷惑をかけずに。

大人にならなくちゃ。


朝が来るのが怖いの?
明日になるのが怖いの?
現実がまためぐってくることが恐ろしいの?
私はそんなことを気にせずにまた明日は廻り来て。


大人にならなくちゃ。
おとなにならなくちゃ。
いつまでも子供ではいられない。
法の力の前では私はとっくの昔に大人なのだから。

おとなにならなくちゃ。




ならなくちゃ。

そうして自責することに意味がないととっくの昔に私は知っているはずなのに。






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